2015年06月16日
消防ヘリによる水難救助訓練の実施と協力のお願い
いなさ湖フィッシングクラブのmiyabuです。
県行政より浜松市消防による都田ダムでの消防ヘリによる
救助訓練について情報を頂きましたので
消防ヘリの訓練がどのようなものであるかを説明し
情報共有を致します。先ず、5月の訓練風景をご覧ください。
撮影場所は都田ダムの大ワンドです。
非常に高い位置から救助隊員は降下しております。
要、救助者を引き上げる場合は水面ぎりぎりまでヘリが降下して
すばやく収容をしておりました。ヘリの風圧で水しぶきが上がっているのが
判るくらいまで下がってきます。極めて高度で危険を伴う操縦です。
この日も写真のような訓練を何度も繰り返しおこなうことで
錬度を上げて、もしもの時に十分な働きが出来る様に
消防隊員は日々危険な訓練に励んでおります。
さて、賢明な方は気が付くかと思いますが
訓練というのは実際に起こり得る事態を想定して
行われるものであり、その訓練水域もまた然りです。
前にも説明した様に都田ダムまで救急車が到着するまでに
最短でも18分掛かります。対して心肺停止状態から蘇生
可能な時間は概ね10分と言われており1分毎に10%づつ
下がると言われておりますが運良く、その時間を経過して
蘇生出来た場合も脳などに重大な損傷が発生する可能性が
極めて高いこと、御存知かと思います。
消防の方々が何故、都田ダムでの訓練を行なうのか
良く考えてみてください。そして、日夜厳しい訓練を
誰のために隊員が行っているかを十分に考えて、以下の
当団体からのお願いを御一考ください。
<お願い>
7月に3日間の訓練予定日が組まれております。
(詳しくは以下の抜粋文書をご覧下さい)
その日については、ヘリでの十分な訓練が安全に
行えますように釣行をお控えください。
これは岸釣り、ボート釣りに限らず、お願いいたします。
訓練エリアも掲載しますが、そこ以外だから大丈夫と
言うような考えでは無く、私たちの安全な暮らしの
ために訓練されているのだから、十分な訓練が出来る
様に協力しようと考えてください。
以上、宜しくお願い致します。
<訓練概要>
<訓練予定日>
<訓練エリア>
に利便性が良くて、手軽だからなんて勘違いする人は
いませんよね。
春先より何度か消防の方が都田ダムに視察?に
来ているのは気が付いてましたが、やはりシーズンに
向けての水難事故増加を危惧しているのですね。
あんな都田ダムで死ぬようなことは無い!なんて思って
いる人はいませんか?そんな方は来ないでください。
いっそボートにも乗らないでください。
好き勝手をやった上での事故で自己責任なんてのは
ありません。先ずは利用者ルールを守って、自らが
安全と自分の命を守る行動をすると言う自己責任を
果たしてください。