4月20日(日)レイクイナサF.C第3戦が都田川ダムで行われました。
心配された濁りも釣りには影響のない程度で済み、水温も15度前後。
4月半ばの大潮ということもあって、スポーニングの動きをどれだけつかめたのかが勝敗の分かれ目になりました。
今回優勝したのは、吉田さんでした。
彼は朝から前大会(3/23)のキモになった中層の釣りを展開し、シャッド、スモラバ、ジグヘッドワッキー等でシャローを流して行くものの、アタリすらない状態でした。
そこで中層からボトムに狙いを変え、ルアーをフェニックス・4インチリングワーム(ルートビア)スプリットショットに変更、先日購入してきたガルプ汁をスプレーして底をズル引いたところ、11時頃から吹いた南風も重なって、中流のシャローが激変、今まで気配すら感じられなかったエリアから次々とバスが湧いてきたということでした。
結局、終了までの40分の短時間で5匹キャッチ、1バラシの驚異的なバイトラッシュを呼び込んでの優勝です。
優勝の吉田さん、11時からのバイトラッシュは圧巻
2位の久保田さんは、満月大潮の大会ということで、ポストスポーンのメスが待機すると思われる、ファーストブレイクにからむ立ち木などのハードストラクチャーをゲーリー・5インチスーパーグラブ(グリーンパンプキン/ブラックフレーク)テキサスリグのロングシェイクで、ていねいに探っていきました。
釣れた時間は8:30頃で、4回ほどアタリがあったのですが、とにかくアタリが小さく、のせることが、なかなか難しかったようです。
2位の久保田さん
3位の柴田さんは、スロープ前からミノー等でシャローを撃ちながら北上。
途中、Vワンドに入るとベイトフィッシュを発見しガルプ・ワッキークローラー(ウォーターメロンキャンディー)ジグヘッドワッキーに変更。
7:30頃、Vワンド奥でキャスト~フォール~中層リトリーブすると、「少し重みを感じる程度」のアタリに、本日初キャッチに成功しました。
その後は、スプリットショットなどで、アタリはあるもののフッキングできず、1匹のみでの検量でした。
3位の柴田さん
今回は、上~中流、流れ込み付近のシャローに、何匹かバスも見えていて、おそらく、かなりのバスが差してきていることがうかがえます。
まさに臨月を迎えて産卵寸前のバスや、一度産卵をしたバスが一時的に食い気を失っていた時期だったようです。
今回バスをキャッチした人達も「小さなゴミが掛かったような重み」や「コッ」というアタリだけで、なかなか食い込まないと、言っているように、ライトリグのスローな釣りに、風などのファクターが加わり、初めてバイトにつながるような、シビアな状況だったようです。
本日のヒットルアーズ
レイクイナサ F.C 都田川ダム(いなさ湖)上位入賞者とヒットルアー
優勝 吉田 敏 1380g(3匹) フェニックス・4インチリングワーム(ルートビア)
スプリットショット
2位 久保田忠和 650g(1匹) ゲーリー・5インチスーパーグラブ
(グリーンパンプキン/ブラックフレーク)テキサスリグ
3位 柴田 英明 470g(1匹) ガルプ・ワッキークローラー(ウォーターメロンキャンディー)
ジグヘッドワッキー