レイクイナサFC 第2戦都田ダム トーナメントレポート

レイクイナサFC

2012年11月27日 19:29

24.11.25(日)レイクイナサ・FCトーナメント第2戦が
都田ダムで行われました。
朝の気温は2~3℃、水温は、まだ12~13℃の都田ダムですが
先週には、シャローで7~8匹のバスが釣れていたようです。
天気は晴天無風、人間には過ごしやすい天気でしたが
秋から冬に向かって、バスの水深を捕らえきれないことも多く
さらに5~6mを超える水深になると、リアクションの釣りにしか
反応しなくなることも多くなる季節。
秋の終りの都田ダムには、はたしてどんな釣りが効いたのでしょうか。



今回優勝したのは、宮分さんでした。
宮分さんは7時前、スタートしてからすぐに
観音島北側のディープフラットに入りました。
メタルジグのヨーズリ・ブランカで、6mのフラットを釣り始めて
2投めで、1匹目をキャッチし、8時頃にも7mラインで1匹を追加しました。
しかし、その後はアタリが遠のいたため、下流域を移動してみますが
魚の気配は無く観音島北に入りなおすと、ニゴイが3連続で釣れてきます。
魚が居るからバスも居ると信じて釣り続け
終了の10分前に4mラインでリミットの3匹目をキャッチしました。
「バスは5~6mのディープにかたまり始めており
週末に入ってシャローがジリ貧になってきている」という情報から
クランクベイトの秋の釣りから、メタルジグを使った冬の釣りに
シフトし始めていると判断して釣りを組み立てての優勝でした。

2位の石川さんは、朝はダウンショットなどを使って下流から中流へと
流していきましたがシャローからは、バスの反応がなく
日が出て暖かくなってきたころに、減水ですっかり姿を現した
水中島付近の、右岸立ち木エリアでエバーグリーン・ウルトラスレッジ
キャストを始めるとピックアップ寸前に1匹目がヒットします。
その後、上流部を見に行きますが、魚の気配はなく
中流に戻ってシャッドやクランクで流していくと、左岸ワンドのシャローから
メガバス・ディープX150にヒット、2匹ウエインでの入賞です。

3位の石塚さんは、「天気にだまされてマキマキしちゃいました。」とボヤキが
出るほど、日が出るとポカポカの陽気に下流を巻きモノで流していきました。
アタリもなく中流まで行き、水中島でワンバイトが、あったものの
フッキングできず、10時頃に観音島付近に戻り、道路アトの立ち木で
エバーグリーン・ウルトラスレッジに待望のバスがヒットしました。
その後も、巻きモノで通しましたが、ヒットはなく1匹でのウエインでした。



11月は、まだバスは普通にエサを追う季節ですが
今回、シャローのカバーから良型が出なかったのは
減水の影響が大きかったのではないでしょうか。
大会当日は晴れで無風、湖は日に日に減水していることもあり
バスはシャローから深場を控えたタテのストラクチャー
4~8mのディープまで、かなり広範囲に散らばりながらも
徐々にディープに集まり始めていたようです。


引佐湖フィッシングクラブより

都田ダムでは現在、1日、約10cmずつ減水しています。
おそらく、器材修理のための水抜き作業が始まっているようです。
(ダム管理事務所に問い合わせていますが、連絡が付かないため
正式に確認はしていません。)
今後も、さらに減水が予想されます。危険な場所には入らないように
注意して下さい。

尚、12月1日~2月末日まで、水鳥保護の為の釣り自粛期間に
ご理解とご協力をお願いします。
この釣り自粛期間は”いなさ湖”の利用について話し合いをした
”いなさ湖意見交換会”でダム管理機関、行政、自治体
利用団体にて合意に至ったもので罰則事項や規則ではありませんが
決して公共性の無いものではありません。

釣りを楽しく続けていくには、地域社会からの理解や
利用者同士の譲り合いの気持ちが大変重要となります。
飛来する水鳥の中には環境省のレッドデータブックに載るような
希少種もいますので、是非、この期間を守って保護活動にご協力ください。

そして3月になりましたら、また楽しい釣りをしましょう。




LAKE INASA F.C 第2戦都田ダム上位入賞者とヒットルアー

優勝 宮分さん (3匹) 680g
 ヨーズリ・ブランカ

2位 石川さん (2匹) 600g
 エバーグリーン・ウルトラスレッジ
 メガバス・ディープX150

3位 石塚さん (1匹) 220g
 エバーグリーン・ウルトラスレッジ



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