30.5.20(日)レイク・イナサFCトーナメント第4戦が都田ダムで行われました。
5月の中旬と言えば、バス達は概ねアフタースポーニングへと向かいます。
基本的に低活性ですが、大会当日のように1日中曇りのローライトな状況になると
産卵後休息中のバスも活性が上がることが予想されます。
各選手達は、アフタースポーニングの都田ダムを、どのように攻略してきたのでしょうか。
本日優勝したのは、池田さんです。
池田さんは前日のプラの内容から、上流を捨て
Vワンドより下流側にエリアを絞り込んでいました。
6時過ぎにゆっくりスタートを切ると
大ワンド南岸のストレッチに入ります。
レインズ・スワンプミニ・DS(ダウンショット)を使い
数投でバイトがあるもののお約束の、バラシからスタート。
しかしその後良型を見つけたところで、あわてず
一旦は通過して入り直すと
先程よりやや小ぶりのバスをキャッチします。
その付近を探って、先ほどの良型をキャッチしました。
さらに同ストレッチでキーパーをキャッチした後
良型もキャッチして入れ替えに成功。
結局、このストレッチで全てのウェインフィッシュを揃えて
2,364g、下位に500gの差を付けて堂々の優勝を果たしました。
2位の石塚さんはスタート後、下流から釣り始めますが
10時近くまでノーフィッシュでした。
ファーストフィッシュは、中流左岸のワンド内にある道路跡で
ZBC・リングワーム4in・SS(スプリットショット)で
良型をキャッチします。
ここで、上流の選手達が次々と下流に向かうのを見て
上流の状況は芳しくないと判断して、下流側へ戻り
観音山橋奥、及び間の沢ワンドのフラットで
同リグを使い2匹目、3匹目を揃え、1,886gで2位に入りました。
3位の吉田さんは、スタート後は上流を目指しました。
Vワンドのモーニングバイトは
ゲーリー・カットテール4in・NR(ネコリグ)を使って
アフターのバスをキャッチします。
その後、上流まで行きますがアタリもなく
8時過ぎには、早々に上流を諦めて下流にむかいました。
下流側を流しながら、風向が変わり始めて
フェンスに掛かった浮きゴミ下を同リグでチェックして
2匹目をキャッチ。
さらに近くの岬の、やや水深のある場所から
3匹目をキャッチしました。
今回は、全体に数は釣れなかったものの
今にも降り出しそうな曇り空と微風のお陰で
思いの外、高いウエイトでの戦いになりました。
これから6月に入り、梅雨入りするころには
いよいよアフター回復バスの季節に入ります。
朝晩や、雨風などのローライトの日には
ハードルアーで比較的簡単に釣れるようになる半面
ピーカンベタ凪ぎになると、ワームのスローな釣りでなければ
バスに触れないこともあるため
その日の状況に合わせて釣りをすることが必要になります。
なお、当日は恒例のゴミ清掃を行いました。
全体には、ほとんどが生活ゴミでしたが
まだまだ放置されたラインなども目立ちました。
皆さんの心掛けで、都田ダムをキレイなフィールドとして
残して行きましょう。
次回はハードルアー戦になります。
ハードルアーに自信のある方の参加をお待ちしています。
始めての参加の方も歓迎しております。
日時は、6月10日(日) 都田ダムです。
宜しくお願いします。
都田ダムボート利用時の注意事項
①夜間釣行禁止
②ライフジャケットの着用
③スロープへの自動車乗り入れ禁止
レイク・イナサ F.C 第4戦 都田ダム 上位入賞者とヒットルアー
優勝 池田さん (3匹) 2,364g
レインズ・スワンプミニ(DS)
2位 石塚さん (3匹) 1,886g
ZBC・リングワーム4in(SS)
3位 吉田さん (3匹) 1,734g
ゲーリー・カットテール4in(NR)
4位 宮本さん (3匹) 1,536g
ジャッカル・シザーコーム3in(DS)
5位 鈴木さん (3匹) 1,490g
ゲーリー・カットテール3.5in(DS)
ズーム・スワンプクローラー(NR)
※DS=ダウンショット
SS=スプリットショット
JH=ジグヘッド
NS=ノーシンカー
NR=ネコリグ