2009年08月25日 12:48
今回は写真無しの釣行の考察です。
正直、自分用に書き残す内容なので見てる方の意味不明や
参考にならなくてもごめんなさいです。
----水通し良い水深のある人工縦ストラクチャー、水面直下にクロがいる
最近、上記場所を探しては釣ってるのですが、ほぼ100%クロが釣れて
キビレは釣れません。
カキ棚などにキビレがいるのは予想できるが、あの膨大なカキ棚を
探る気にはなれず、あえて狙う場所が人工ストラクチャーになって
しまいますので偏りはありますけど・・・で、そこではクロしか掛かりません。
キビレが混じらない理由としてどうも水深がありすぎるのがいけないのかな?
キビレは?っていうと、水通しの良い岬。中でも、一定の水深
(多分1m-2m)ある場所が良く、更に言うと底質が藻などに
覆われないカキ殻や砂利等が好みみたい。そんな場所があるのは
岸沿いの変化であったり、沖合のハンプ(盛り上がった場所)です。
この様な場所はポッパーで釣ってますし、ポイントをみれば
ポッパーに”出る/出ない”を予言できちゃったりします。
(papa釣行記参照)
カキ棚狙いに関しては6月あたりに好調だった”大角理論”(勝手に命名)
の持論がありまして、比較的クロとキビレが混在する中で釣り分ける
攻め方が出来ましたが、あまりにケースが違うので別モノと考えます。
で、このクロを釣ってるルアーは5cmシンキングミノーなのですが
使ってるのは5g程度あるヘビーウエイトのものです。
でも、全然沈めて使ってる訳でもなくレンジは
水面直下~50cm以内かと思います。
じゃあ、3gとかのシンキングで良いかというとイマイチ釣果が出ません。
単純な理由としては良く飛ぶ、風に強い、潮流に負けない等ありますが
キモと思えるものに2つあって
1.潮流に影響受けにくいポーズ時の沈降 2.重量故のメリハリ
1.についてポーズした際にウエイトによる下方向の沈降と
潮流による横方向流されるベクトル量があるが、これには黄金率
あるようで、当然ウエイト軽いと横方向の量が増えます。
アップストリームならポーズで手前側にルアーが潮におされてくるし、
ダウンストリームなら後ろに流されるわけですが
ルアー追ってるクロにとってはルアーを水面近くに追い込んでいき
ポーズに入ったルアーが沈み始め、水面を離れて潜る方向に
逃げる様に見えて、あわてて食いに入るのだが、その時の
ルアーとクロは位置関係はルアーが上、クロはルアー若干後方の下。
↓
アップストリームで軽いシンキングミノーだと、沈む量よりクロから離れる
横方向の移動量が出て、クロにしてみれば、もうひと泳ぎして間合いを
詰める必要が出る。
ダウンストリームならルアーを追いあげてきたのに目の前で無く
自分の頭上方向(又は自分に向って)流れてしまうわけで
更に角度調整(スピードダウンも)をする必要が出る。
クロにしてみれば正面の捕食エリアに入ってくるのが捕食を
より確実にするのだが上記だと外れる方向に横ベクトルが
働いてると思う。故に5gのウエイトが必要かと思ってます。
当然ルアーサイズが大きいと潮流の影響も増えるのでウエイト比率を
変えば同理論は成立するものの、クロの口は小さいこともあり
5cm以上にするメリットはなさそう。
2.重量故のメリハリ
これに関しては①と併せて考えるのですが、イメージは
のこぎりの刃を思い浮かべて頂けるのがよろしいかと思います。
重い方が沈降も早く、縦(横でも可)ジャークで浮上させて、
再び沈降。当たりの出るレンジは直下50cm内ですが
こればかりは、その日のリズムや潮流の早さもあるので
ポーズリズムを、どの程度取るのかはケースバイとしても
軽いルアーだと潮流と沈降スピードの関係は刃のピッチを
広げるのでバイトチャンスは減る方向になるかと思います。
ゆえに重量故の沈降メリハリがピッチの細かさを作り
バイトチャンスを増やしているかなって。
あと、縦ストを脇を上下左右移動はするが縦ストから
離れて捕食する感じが全くしません。
出来るだけタイトに攻めるのもコツでしょう。